大分のお酒と言えば、麦焼酎を思い浮かべる方も多いかと思います。「いいちこ」や「二階堂」などの全国的に有名な麦焼酎は、もちろん大分産。今回は、大分の地元の方々に愛されている「南酒造」で作られている3つの麦焼酎をご紹介します。
大分市民から愛されている麦焼酎「とっぱい」
「とっぱい」は、昔から大分県民から愛され続けている定番の麦焼酎。大量生産ではなく、熟達した職人が一本一本丁寧に作っているお酒です。
今回筆者はロックでいただきました。香りはフルーティーな感じで、雑味のない麦焼酎。焼酎は2段階仕込みまでが一般的なのですが、こちらの南酒造さんは3段仕込み。日本酒とおなじ仕込み方をしているので、もろみの馴染みがよく発酵も安定し、雑味がない綺麗な味に仕上がっています。麦感があまりなく、ほんのり口の中に広がる甘味が日本酒のようで、とてもすっきり飲めました。水割りにするのももったいないので、ぜひロックで香りを楽しんでほしいです。
CINVE AWARDで金賞を受賞した麦焼酎「喜納屋」
こちらは、スペイン初の焼酎コンテストで2019年・2020年と連続して金賞を受賞した焼酎です。厳選した高級精麦を常圧で蒸留し、そのあとに最小限のろ過のみを行い仕上げています。やわらかい、ふっくらした麦の香ばしさが特徴です。
早速ロックでいただいてみました。麦のビターな香りが鼻から抜けていく感じで、アルコール感もあまり感じられず、ふんわりした柔らかい風味が印象的。キレがよくすっきり飲めます。900mlを家で飲んで楽しんでいたのですが、すぐになくなってしまいました。それくらい、スイスイいけます。水割りでもおすすめです。
大分の料理に合わせやすいように作られた麦焼酎「関の舌」
こちらは、ビンが透明で水のように透き通っている外観が目を引く焼酎。ビターで深い味わいと甘い後味、香ばしい麦の香りは、関アジなど魚料理との相性が抜群です。
もちろんこちらも、ロックでいただきました。今までに飲んだことがないような不思議な味で、香りがとてもよく、ビターなところも併せ持っています。魚料理によく合いそうです。フルーティーながら、食事を邪魔しない感じがあります。個人的にはロックかソーダがおすすめです。
ちなみに今回ご紹介した3本のうち、「喜納屋」と「関の舌」はガレリア御堂原、テラス御堂原、別邸はる樹でも楽しむことができます。ぜひお食事に合わせて、楽しんでくださいね。お土産や自宅用に欲しいという方は、別府北浜にあるトキハというショッピングモールの地下一階に酒屋さんがあり、そちらでも購入可能ですので、覗いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この間レポートした三味ザボンをおつまみとして合わせてもおいしかったです!ぜひお試しください。
南酒造のホームページはこちら↓
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