豊かな自然に囲まれた大分県は、美味しい食材の宝庫。特に豊後水道で獲れる「関アジ」と「関サバ」は、高級ブランド魚の先駆けとも言える存在です。今日は、別府でも味わうことのできる関アジ・関サバについて紹介します。
関アジ・関サバとは
関アジ・関サバとは、大分県と愛媛県の間の海域である「豊後水道」で捕獲されるアジ・サバのうち、大分県漁協佐賀関支店に所属する漁師が一本釣りで獲るもののことを指します。
関アジ・関サバは他の追随を許さない引き締まった身、ぷりぷりの食感が特徴です。噛むたびに、深みのある味わいが豊かに広がります。関アジ・関サバが注目され始めたのは1990年ごろ。それから約30年間もの間、全国トップクラスの高級ブランド魚として高い評価を維持しています。
関アジ・関サバの美味しさの秘訣は?
関アジ・関サバが獲れる豊後水道は潮流が速く、さらにプランクトンが豊富なため、脂の乗った健康で引き締まった魚が育ちます。それに夏と冬で水温差も少ないので、一年中安定して美味しいアジ・サバが獲れるんです。
また、漁師の方や漁協によるたゆまぬ努力も見逃せないポイント。関アジ・関サバは一本釣りなので身に傷がつきにくく、釣ったらすぐいけすに放されて生きたまま漁港まで運ばれます。さらに漁港では「活け絞め」「神経抜き」といった丁寧な処理が施され、鮮度が高いまま美味しい関アジ・関サバが全国に届くよう、細心の工夫がなされています。
贅沢な旨みと食感を堪能できる姿造りが人気
関アジ・関サバを味わうなら、やはりおすすめなのは姿造りです。ぷりぷりでジューシーな関アジ・関サバの姿造りは、一度味わったら二度と忘れられない美味しさ。まさにお刺身の最高峰だと言えるでしょう。
ちなみに関アジには、大分名産のカボスをかけるのが定番。旨みがより一層増して、爽やかなのに深みのある絶妙な味が楽しめます。
別府で新鮮な関アジ・関サバを味わう
関アジ・関サバが水揚げされる佐賀関漁港から別府までは、車でほんの1時間ほど。別府は、関アジ・関サバがもっとも新鮮なまま食べられる場所のひとつです。実際別府には関アジ・関サバを食べられるお店がたくさんありますが、今回は中でも定番の3店舗を紹介します。
いけす割烹平家
大分の高級海鮮料理を、落ち着いた雰囲気のお店で。
住所:別府市石垣東7-2-14
海鮮いづつ
地元住民にも人気の繁盛店。海鮮丼や定食がおすすめ。
住所:別府市楠町5-5
すし・割烹料理 たつのや
ゆったりとした佇まいが特徴の老舗割烹料理店。
住所:別府市駅前町2-4
別府でグルメを楽しむなら、ぜひ新鮮で絶品の関アジ・関サバも味わってみてくださいね。
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