和み度抜群!別府のくつろぎカフェ&レストラン「ここちカフェむすびの」で、心と体を満たす食事と空間に浸る

鉄輪エリアの住宅街。細い道の先にたたずむ、レトロで明るい外観のカフェ「ここちカフェむすびの」。ぱっと見では店舗とわからないほどナチュラルな佇まいながら、店内の心地よいインテリアとともに、心と体を癒す食事やスイーツがゲストを待っています。

今日は、別府市街地から車で10分ほど(テラス御堂原からは15分ほど)の場所にあるこのカフェレストランを訪れて、魅力をお伝えします。

メニュー看板

温泉街にたたずむ、歴史ある建物

「ここちカフェむすびの」は、かまど地獄や鬼山地獄からごく近い場所にあります。店舗駐車場の横には市営の温泉「熱の湯温泉」もあり、観光ルートに馴染むスポット…なのですが、カフェへと迎う道はこんな石畳の小道。不安になったときはぜひお店にご連絡を。気さくなオーナーが案内してくれます。

明治41年に建てられた医院をリノベーションし、実に100年の時を経て暖かなカフェに生まれ変わった「むすすびの」。かつて、街の診療所として人々の生活を支えていた頃は、「下の家」と呼ばれていたそうです。淡いブルーの建物に入ると、吹き抜けの天井と大きな窓が心地よい解放感を演出しています。

テーブル席とカウンター席

4人掛けのテーブル席とカウンター席があります。セルフサービスのお水やコーヒーをいただきながら、日替わりのメニューを選びましょう。この日は2種類のランチセットが用意されていました。

「むすびのランチセット」
ゆで豚のピリ辛しょうゆ和え
白身魚のフライ
小皿・ごはん・コーヒー

「グラタンランチセット」
牛と舞茸のドリア
スープ・コーヒー

ランチセットメニュー

古来からの知恵と、ここならではのこだわりを堪能

むすびのの魅力は、居心地のいい空間だけではありません。
食材を低温の蒸気でじっくり蒸す「低温スチーム」は、生のような食感を保ちながら、野菜の旨味を最大化する調理法。「50度洗い」は、葉物野菜などのみずみずしさを際立たせます。他にも「天日干し」など古くからの知恵をふんだんに取り入れ、丁寧に調理された食材にしか出せない美味しさでゲストの口を満たします。

料理を待つ間は、のんびり会話を楽しんだり、店内に揃えられた別府関連本を眺めたり。そうしている間に、まずは前菜が運ばれてきました。

前菜

グラタンランチのスープは、豆や野菜をふんだんに使用したコンソメベースのスープ。小皿には、自家製の豆腐と鶴紫の和え物、きんぴらごぼうが並びます。とろける自家製豆腐は絶品でした!

自家製豆腐

メイン料理

メインのドリアと、ゆで豚と白身魚のフライです。出来立て熱々のドリアは具沢山!クリーミーなソースをまとった大きな舞茸の香りがたまりません。

骨抜きで食べやすい白身魚のフライは、外はカリッと、中はふんわり。麦入りのご飯と一緒にヘルシーに頂くことができます。たっぷりの野菜は、日頃野菜をあまり好まない人でもぺろりと食べてしまう美味しさです。

ドリア

食後のコーヒーをいただきながら、再び別府本を片手に一息。ふと外に目をやると、向かいの「熱の湯」からほかほかの赤ら顔で出てくる地元の方々の姿が。入れ違いで、桶を抱えて談笑しながらお湯に向かう人…。診療所だったころから変わらないこの風景こそが、オーナーが愛する鉄輪本来の姿。短い滞在でも、旅先の深い魅力が感じられる瞬間です。

本棚と本

店舗奥の雑貨販売コーナーには、料理に使われている器を始め、温もりある品々が並びます。

雑貨販売コーナー

別府で地域のぬくもりある滞在を

別府での旅は、温泉めぐりに、季節を感じる自然体験、街の歴史や温かい人情に触れる市街地散策など、穏やかな時間の流れを楽しめるポイントがたくさん。その合間には、今回ご紹介したような「こだわりカフェ」で、ぜひ進化する別府の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

隠れ家カフェ「ここちカフェむすびの」では、ご紹介したランチの他に、朝ごはん(9:00〜)、夜ご飯(18:00〜)、終日利用可能な喫茶メニューを提供しています。事前に相談・予約すれば、リクエストに応じた時間でのおもてなしも可能です。定休日があるので、詳しくは最新情報をご確認ください。

 

むすびのの他にも、市内にはおしゃれなカフェが他にも点在しています。当ブログでも随時ご紹介しますので、どうぞお見逃しなく。

 

【ここちカフェむすびの】
住所:大分県別府市鉄輪上1組(バスで来店の場合は、大分交通バス「鉄輪温泉」下車徒歩3分。)
駐車場:7台ほど
公式ウェブサイト:https://www.musubino.net/
Tel:0977-66-0156

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