風光明媚な別府・明礬温泉で、絶品の「地獄蒸し温泉卵」を味わう

由緒ある温泉宿が立ち並び、日本の原風景を思わせる風光明媚な景観が広がる明礬温泉。別府中心街からやや離れた山あいにありながら、国内外の観光客を惹きつけてやみません。今日はそんな明礬温泉で食べられる、絶品の「地獄蒸し温泉卵」を紹介します。

別府ならではのグルメ「地獄蒸し」とは?

「地獄蒸し」は、地獄(高温の温泉)から噴出する蒸気の熱を利用して蒸す調理法です。江戸時代から盛んに用いられるようになり、現在の別府ではさまざまな蒸し料理に使われています。「地獄蒸し温泉卵」は、そんな地獄蒸しの調理法を応用して作った温泉卵です。

ここだけの地獄蒸し温泉卵を求めて、湯けむり漂う温泉街を歩く

明礬温泉へは、別府市街からタクシーで8分ほど。都市部とはガラリと雰囲気が変わり、緑深い山に囲まれ、あちこちで湯けむりがくゆる、いかにも温泉街という風情ののどかな光景が印象的です。

なお、今回温泉卵を求めて訪れる「湯の花小屋」と「岡本屋」は互いにほど近くに位置しています。まず湯の花小屋に向かい、それから岡本屋に立ち寄るというルートがおすすめです。

「湯の花小屋」の地獄蒸し温泉卵

まずは、「湯の花小屋」の売店で販売している地獄蒸し温泉卵をいただきました。22時間かけてじっくり蒸しているとのことで、燻製風に卵に色がついており、ほんのりした塩気もあります。しっかり味がついていて、旨みが染み出すおいしさです。値段は1つ50円と、お手頃でした。

地獄蒸し温泉卵のほか、トウモロコシ・地獄温泉プリン・チマキ(たくさんの具材を葉っぱで包んで蒸したご飯)も販売しています。また売店では、湯けむりソーダや温泉ソフトクリームなども売っていて、旅行中の小休憩にぴったり。レストランのとなりには、外で食べられるテーブルが設置されています。

近くには蒸し器がありました。ノンストップで蒸気が上がっているので、どこを歩いても温泉の硫黄の香りが漂っています。

【湯の花小屋 基本情報】
営業時間:8:30-17:30
公式ホームページ:http://yuno-hana.jp/baiten/yuan.html

「岡本屋」の地獄蒸し温泉卵

岡本屋は、地獄蒸しプリンで有名なお店です。こちらでも、明礬温泉の蒸気熱で蒸した地獄蒸し温泉卵をいただくことができます。塩気がちゃんと効いて、素朴ながら癖になる味わいでした。

こちらの蒸し器で、地獄蒸し温泉卵や地獄蒸しプリンをひとつひとつ丁寧に作っているようです。岡本屋の地獄蒸しプリンについては以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

https://travel-beppu.jp/グルメ/steamed-pudding/

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